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インド新聞 コラム

ボリウッド・ムービー格闘日記

インド映画のパブリシティー

会員の皆さんも、広報活動。パブリシティーを担当されている方がいらっしゃるかと思います。私も、今回の<ボリウッド・ベスト>だけでなく、パンドラのさまざまな公開作品の宣伝を受け持ちます。

今回の劇場公開に伴う、映画のパブ露出は約150媒体でした。この数が多いか少ないか。

通常、ロードショー公開に向けてのパブ露出は、400を目指します。これはTV・ラジオ・雑誌・新聞・ネットおよび携帯サイト含めての目標数です。皆さんも感じていらっしゃるでしょうが、とにかく、情報発信をしている媒体がここ5年の間に猛烈に増えました。個人のブログなども含めると、膨大な数になります。スタッフが何人いても、追いきれません。その上、電波媒体にしろ、紙媒体にしろ、販売部数や視聴率が落ちています。ここ昨今の新聞でも、老舗の雑誌が次々と休刊する記事が掲載されていました。口コミにしても、まずはベースのユーザーに情報が届かないと、発端にもできない状況です。

誰が何で情報をとっているのか、情報はどのくらいの速度で、劣化しているのか。ターゲットの絞り込みと彼らに向けての徹底した情報告知、そして彼らとその情報の出会いの場所をどのようにして提案・構築していくか。急速に変化していく情報社会の中で、小さいながら映画もとても影響を受けて、進行し続けています。

日本には、インドのエンターテインメント情報やカルチャーをコンスタントに伝える媒体は両の手に足りないくらいの数だと思います。今回の映画の宣伝結果に関して言えば、すでに応援してくださる方々およびインドの文化に興味をもってくださる媒体の開拓を中心に据えた結果で、健闘したのではないかと思っています。

地デジが本格化し、ネットがさらに普及していく中、また大きく流れが変わるのでしょう。インド・エンターテインメントが注目されるような媒体がうまれるかもしれません。

執筆者

みのわさゆり
映画配給会社パンドラ

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