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インド新聞 コラム

インドの今を知る! インド新聞に見るビジネスのヒント!

「韓日中時代」の英語競争力

今回は、韓国の中央日報にあった記事から、英語とインドについて考えてみたいと思います。

19世紀は英国、そして20世紀は米国の世紀でした。同時に、19-20世紀は英語の世紀でもありました。現在4億人が母国語として使用する英語は、国際言語としての地位を確保しています。英語と国家競争力との相関を調べたデータによると、英語で意思疎通できる能力は国際貿易の拡大を後押しする重要な要素で、英語を話せる人が多い国ほど経済成長も早い、という結果が出たそうです。

今後、世界の主導国に変化があっても、英語の覇権は維持される可能性が高いと見られています。それは、米国は今後も主導的な国家の一つという地位を維持するであろうということと、「中国が米国を追い越した後、すぐにインドに追い越される」という意見に代表される、インドの台頭です。

記事によると、「英語強国」になることが先端産業分野で強国になる条件だと認識している中国は、英語でインドを上回るための政策をとっている、ということです。

これまで言われてきたことですが、インドにとって英国の統治は英語という大きな資産を残してくれました。このことは、インド国内で確固たる共通語ができたことに加えて、グローバル化やインターネットの時代になって、アドバンテージとなっています。

 

情報収集において、インド人は基本的に人脈やネットワークを使って情報を集め、それらの情報をつなげて価値を生み出していこうとします。しかし、彼らの情報収集力には、英語も大きく役立っています。それはネット上の情報は圧倒的に英語の情報が多く、その豊富な資産をすばやく活用できることが彼らの情報収集力を一層高めているからです。またインドIT産業の発展過程においては、英米からの業務を受託できたことはもちろん、欧米で開発され、英語で公開された先端技術に、いち早くアクセスできたメリットもありました。

海外に向けた情報発信や販売という面でも、ウェブサイトによる英語での発信は、圧倒的に多くの世界の人の目に触れることができます。その点でもインドは、世界へいち早く情報発信する観点でも有利な立場にあるのです。

日本企業にとっても、英語による情報発信はもちろん、ネット上の英語資産の活用という観点でも、自らその力をつけると同時に、インド人との協業も考えてみる価値はあるでしょう。私も効率や深さの点から、英語での調査ではインド人に調べてもらっています。

今後インドにとって、公用語である英語はさらに大きな力になるでしょう。そしてこれからの人口予測に加えて英語という点が、今後インドの経済が中国を上回ることの大きな根拠になっています。

執筆者

土肥 克彦
有限会社アイジェイシー

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