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グジャラート州、今後5年の成長率を発表

グジャラート州のパテル産業・エネルギー相は12日、同州の産業部門が今後5年間にかけて14.5%以上の成長率を見込んでいることを明らかにした上で、「インドの各州のうち、過去5年間2ケタ成長を維持している州はグジャラートのみ」と語りました。

今週はこの記事から、グジャラート州について考察します。

西ベンガル州の工場用地取得でもめたあげく、撤退に追い込まれたタタ自動車は、超低価格車「ナノ」の新たな生産工場をグジャラート州・サナンドに設立することを決定しました。

このニュースからも読み取れるように、グジャラート州は企業誘致、産業振興に熱心です。同州のモディ首相は企業重視の経済政策をとっており、州のあらゆるものを高成長へと導きました。

そうした結果、インドの中でも特にグジャラート州の経済は好調です。昨年発表されたグジャラートの域内総生産成長率は13%と、インド全体のGDP成長率9%を大きく上回っています。工業成長率も同国全体の11%をしのぐ15%を達成しています。

ナノの工場誘致でも、多くの州と競い合いましたが、好条件を提示して工場誘致に成功しました。グジャラート州は、自動車関連産業の新たな集積地としても脚光を浴びてきています。

さらにグジャラートはデリー・ムンバイ間を結ぶ産業大動脈構想の中核に位置し、今後陸上輸送の重要拠点となるでしょう。大都市近郊の工業用地が不足する中にあって、投資誘致に積極的なグジャラート州の優位性は、今後ますます高まることになりそうです。ジェトロでも、グジャラート州への日本企業の投資支援に力を入れています。

私自身はしかし、グジャラート州には10年前に行って以来行っておりません。10年前には前職の製鉄会社勤務の時代に、製鉄プロジェクトの関連で行きました。グジャラート州はパキスタンに接しており、イスラム教徒も多い所でしたので、その時は宿泊したホテルやその周辺で酒が買えず、その年はグジャラートにいた日だけ休肝日となってしまった、という思い出があります。でもそこの人々は大変明るく、話しやすい人でした。アメリカにいるインド人の中でグジャラート出身の人が多いというのも、進取の精神がある証しでしょう。現在は日本にいても休肝日を設けてる私ですので、安心して再度行ってみたいものです。

話は変わりまして、11/26、27とJALリゾート シーホークホテルで、第8回半導体実装国際ワークショップ(MAP2008)が開かれます。私もこの事業では、インド半導体協会(ISA)やインド企業の参加に関して、お手伝いをしております。

この催しは、福岡市が地域の産学官とともに行っている、インドとの産業交流事業で、ジェトロ地域間交流支援事業を活用して、南インドの情報関連産業(半導体・組込ソフトウエア分野)との交流事業の一環です。

また11月26日には、設計・デザイン・関連ソフトウエア業などインドの半導体関連企業約120社で構成される「インド半導体協会(ISA)」と、アジアをはじめ海外との交流を志向する九州の関連企業などで構成される「アジア半導体機構(ASTSA)」との間の戦略的提携覚書調印式も執り行われます。

機会がありましたら、ぜひご参加ください。お待ちしております。

(プログラムにより有料のものがあります。MAP2008 実行委員会事務局092-721-4905(九州経済調査協会調査研究部)か、私土肥:mail.ijc@indjpn.comあてにお尋ねください。)

執筆者

土肥 克彦
有限会社アイジェイシー

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