日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

02/24/2014 03:48 PM


 中国の自動車メーカー安徽(あんき)江淮汽車(JAC、安徽省合肥)がインド進出を計画していることが分かった。複数の関係者が明らかにした。インド国内に生産工場を建設し、乗用車と中・大型トラックを生産するという。

 インド進出が実現すれば、福田汽車、長城汽車に次いで中国の自動車メーカーとしては同社で3社目となる。

 関係者によると自動車の生産では、部品をすべて国外から輸入する「完全ノックダウン方式」を採用する計画。数カ月前には工場の建設候補地を視察するため、同社の複数の幹部がインドを訪問したという。

 安徽は1964年創業の中国最古の自動車メーカー。元は合肥江淮自動車製造工場と名乗っていたが、97年に現在の社名に改称した。99年には株式会社に改組、01年に上海証券取引所に上場した。

 セダンやスポーツ多目的車(SUV)、バス、トラックなど完成車のほか、エンジンやトランスミッションなど各種自動車部品の生産を手がける。完成車の生産能力は年70万台超。印メディアによると、車体の生産では中国最大手という。

 中国の自動車業界ではこのところ、インド進出に向けた動きが目立っている。福田汽車はマハラシュトラ州プネ近郊に167億6,000万ルピーを投じて商用車を生産する工場の建設計画を発表。長城汽車も近くSUV投入を正式に決定するとみられる。

 中国は世界最大の自動車市場に成長したが、一方で今後10年間は「5-8%の伸びに鈍化する」(アナリスト)と指摘する声が上がっている。

 中国汽車工業協会(CAAM)によると、1月の中国国内の乗用車販売台数のうち、中国メーカーの車種の割合は38.41%と前月比で4.35ポイント減少した。

 インドの自動車市場も長期にわたり低迷が続いているが、アナリストは「中国勢はインド市場が将来的に大きく成長する可能性があるとみて、参入の動きを強めているのでないか」との分析を示している。

2/17/2014


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