日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/06/2014 01:39 PM


 英通信大手ボーダフォンが地場のコングロマリット、タタ・グループ傘下の通信大手タタ・テレサービシズ(TTSL)の過半数株式の取得をめぐり、同グループと交渉に入ったことが分かった。実現すれば、ボーダフォンのインド法人ボーダフォン・インディアは地場のバルティ・エアテルを抜いて契約件数で国内最大となる見通し。

 タタ・グループは現在、TTSL株の59.45%を保有する。第2位株主はTTSLと国内で「タタ・ドコモ」を運営するNTTドコモで26.50%。タタ・グループの保有比率のうち、グループの持ち株会社タタ・サンズが最大の36.17%を保有。以下タタ・コミュニケーションズが9.33%、タタ・パワーが6.97%、タタ・インダストリーズが5.46%の順となっている。

 交渉に近い関係者の1人はボーダフォンとタタの協議の行方について「話し合いは始まったばかりで、現時点ではまだ何とも言えない」と話している。

 タタ・グループが保有する59.45%についてはNTTドコモが優先先買権を持つ。一方、ドコモはタタ・ドコモ設立の際に14年3月末までに収益などが目標の数値に達しなかった場合、株式を放出できる権利を確保している。

 現段階でボーダフォン、TTSL、ドコモのいずれもコメントを発表していないが、関係者の1人は「ボーダフォンはTTSLの全株式を取得することを狙っている」と指摘。「タタ・サンズやドコモに加え少数株主への働きかけを今後強める可能性がある」との見方を示している。

1/3/2014


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