日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/24/2014 01:10 PM


 国内のデニム製造業者が決済の停滞と輸出の低迷という「二重苦」に直面している。

 代金の回収が困難になっているのは長引く景気の悪化が要因。一方、輸出の不振は主な供給先である隣国バングラデシュで政治的緊張が高まっていることが背景となっている。これまで同国でデニムを買い付けていた海外の業者も調達先をほかの国に変更する動きを加速させている。

 バングラデシュの政情不安定化で最も影響を受けているのは国産の6-7割を占める低級デニムを製造する業者だ。

 対応策として業界では、スリランカやベトナム、カンボジア、ホンジュラスなどへの輸出を増やしたり、これまで低価格デニムを手がけてきた業者は高級デニムの製造に移行したりする動きを強めている。

 国内大手の1つレイモンドUCOデニムのSK・グプタ最高経営責任者(CEO)は「問題が落ち着くまで1-2年はかかるのではないか」との見通しを示す。

 国内のデニムの製造能力は年10億メートル。工場の50%近くがグジャラート州に集まっており、国内最大の拠点となっている。以下パンジャブ、ラジャスタン両州が合計30%、マハラシュトラ州が20%となっている。

 国内業界は過去10年間、10-12%の高い成長力を維持してきた。国産デニムの75%は国内で消費され、残りの25%を海外に輸出している。ただ、生産能力の過剰が新たな問題として顕在化しつつある。

1/14/2014


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