日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/22/2014 01:23 PM


 インドのモーターファンの間で、ロールスロイスやベントレーをはじめとする高級車やオートバイのうち、20世紀前半に現役だった「ビンテージカー」が人気を集めている。

 ドキュメンタリー映画監督のアルジュン・パンデイさん(34)は中古品を販売するサイト「olx.com」で1942年製のジープを見つけ、購入した。数人の機械工に協力を依頼し、長い時間をかけて修復を決行、元の状態に復元することに成功した。同氏は同車について「この車に乗っていると歴史を感じることができる」と語る。

 フィンランドの通信機器大手ノキアのインド拠点でマーケティング業務に携わるカルナタカ州バンガロール在住のシャンカール・スンダラマンさん(39)はすでにこうした車を5台以上保有するコレクター。「Jawa CZ125」はマディヤプラデシュ州ジャバルプールの郊外で放置されているのを見つけ、バンガロールに持ち帰り、機械工に修理してもらうことで再び路上を走れる状態に戻した。

 ビンテージのバイクを好む理由についてスンダラマンさんは「父親がバイク好きで、自分も子どものころからバイクに囲まれて育ったことが影響しているのかもしれない」と語る。

 こうしたビンテージの車やバイクは価格の高さもあり、購入するのは数年前まで一部の富裕層に限られていた。だが、近年では経済成長に伴う中間層の所得増加の影響で、需要のすそ野が広がりつつある。

 また、インターネットの普及によりビンテージカーやバイクの豊富な知識を持つ人も増加。各地に同好会ができるなど人気の高まりに一役買っている。

 ビンデージ車の修理を手がけるあるベテラン機械工は「自動車市場の成長に伴い個性のない車が街にあふれた結果、人々の間でほかにはないマシンを求める傾向強くなっているのではないか」とする見方を示している。

1/12/2014


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