日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

01/22/2014 01:05 PM


 国内景気の低迷が長引く中にあって、インドと海外の物価指数の乖離(かいり)が鮮明となっている。政府が来週発表予定の2013年11月の食料品の卸売物価指数は、前年同月比で約20%の上昇となる見通しだ。

 野菜の価格が落ち着いたことで12月の値上がり幅はやや鈍化するとみられるが、それでも10%台後半の高止まりとなることが予想される。

 これに対し、国連食糧農業機関(FAO)が先ごろ発表した13年11月の食糧物価指数(Food Price Index)は、前年同月比で4.4ポイント減、12月は3.5ポイント減といずれも前年実績より低下した。昨年全体の平均値も12年より1.6ポイント低い209.9となり、インドの食糧価格の上昇が目立つ結果となっている。

 世界とインドの昨年の卸売物価指数(WPI)の変動を品目別にみると、世界の肉類のWPIが0.4ポイント増と小幅な上昇にとどまったのに対し、インドは15.2ポイント増と大幅に上昇。穀類は世界全体が23.9ポイントと大幅に値下がりしたが、インドでは逆に11.3ポイントと2桁の上昇をみせた。

 また、野菜は世界の平均が4.4ポイント減だったのに対し、インドは19.9ポイントと2割上昇し、対照的な動きを示した。

 一方で、牛乳の世界全体の価格が23.1ポイント増と急激に上昇したのに対し、インドは6.3ポイントと比較的緩やかな上昇にとどまった。食用油も世界の1.4ポイント増に対し、インドは0.1ポイントの下落。砂糖は世界が8.7ポイント減、インドは8.4ポイント減と双方ともに似通った値動きを示すなど品目によってばらつきが出た。

1/11/2014


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