日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/31/2013 01:27 PM


 インド人男性の間で近年、プラチナ人気が高まっている。

 ブームをけん引しているのは25-40歳の上位中間層。2010年度にプラチナリングの売れ行きが増え始めたことが火付け役となり、その後急速に需要が広がった。

 当初は南部の男性が購入するケースが目立っていたが、今では北部と西部でも男性の間で購入熱が高まっている。

 売れ筋はリングやチェーン、ブレスレットなど。最近ではカフスボタンも注目を集めている。人気の高まりを受けて、プラチナを使った宝飾品市場に男性の購入者が占める割合は12%と、1割を突破した。

 宝飾品製造販売大手オルラ(マハラシュトラ州ムンバイ)のビジャイ・ジャイン最高経営責任者(CEO)は「都市部ではより個性的で今の時代に合っているという理由で男性の間でのプラチナ人気は金を上回っている」と指摘。「特に若い男性の間でダイヤモンドをちりばめたプラチナ宝飾品が人気を集めている」という。同社の既存店のプラチナを埋め込んだ宝飾品の売上高は30%増にとどまるのに対し、男性用プラチナリングに限ると、35-40%増となり全体を上回る伸びを示している。

 アラブ首長国連邦(UAE)ドバイを拠点とする大手宝飾品チェーン、ジョイ・アルカス・ジュエリーのジョイ・アルカス会長兼社長は「タミルナド州チェンナイとカルナタカ州バンガロールでは、イスラム教徒の男性による購入が増えている」と話す。同社の店舗での人気商品は「ブレスレットとリング」(アルカス氏)。

 男性からの購入が増加していることを受けて価格も上昇。現在は金10グラムが2万9,507ルピーであるのに対し、プラチナは同じ10グラムが3万5,820ルピーの水準で推移している。 

 世界のプラチナ鉱山開発会社が出資するプラチナジュエリーの国際的広報機関「プラチナ・ギルド・インターナショナル(PGI)」のインド法人PGIインディアのバイシャリ・バナジー代表は「以前は男性から敬遠されていたが、状況は大きく変わった」と指摘「販売店からは、男性客から多くの問い合わせがきているほか、来店する人も増えたという報告を受けている」と話している。

12/24/2013


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