日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/17/2013 05:20 PM


 国内の自動車工場や販売店で大量の在庫が発生している。祭事シーズン最大のお祭り「ディワリ」(今年は11月3日)の販売不振が最大の要因。新年を控え、各社とも工場の一時的な操業停止や減産などで在庫を圧縮する計画を進めている。

 HDFC銀行で自動車ローン業務を統括するアショク・カンナ上級副社長によると、現在の自動車業界の在庫は通常の3-4週間分の倍に当たる45-60日分に膨れ上がっているという。

 また、ある業界関係者は「金額ベースでは2,000億ルピー超(1台60万ルピーで換算した場合)に達する」と説明する。

 ある欧州メーカーは、工場や販売店で計2万8,000台の在庫が眠っている状態。商用車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は夏に生産を一時的に休止したが「車種により現在も4-5週間分の在庫が残っている」(同社幹部)という。欧州メーカーの販売店関係者は「今年はディワリ前後の売れ行きが低調で、在庫が処分できなかった」と背景を説明する。

 国内最大手マルチ・スズキは月内に工場の操業を一時停止し、来月1日時点での在庫を3-3.5週分に圧縮することを目指している。ただ同社は「ディワリの後は毎年販売が落ち込むため、12月は例年一時操業停止を実施している」(マヤンク・パリーク最高執行責任者=COO、営業・販売担当)と説明。通常の事業計画の一環であると強調している。

 米ゼネラル・モーター(GM)のインド法人、GMインディアは、在庫の増大を見越し、この2カ月の間、タレガオン工場(マハラシュトラ州)の操業を週5日制に縮小するなど、先手を打つ形で対策を進めている。同社の4-11月期の販売台数は8万2,000台で、前年同期の9万2,435台から大幅に落ち込んでいる。

12/7/2013


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