日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/06/2013 08:32 PM


 政府がオートバイ・スクーターなど二輪車の排ガス基準規制強化に向けた法律の改正案の最終案をまとめたことが分かった。政府関係者がこのほど現地日刊紙の取材に対し明らかにした。2015年からの導入を目指す。新たな規制は近日中に発表する見通し。政府は各メーカーにエンジンの改良など必要な対応を義務付ける方針で、これにより販売価格が値上がりすることが予想される。

 インドは乗用車や商用車などの排ガス規制では、欧州連合(EU)など国際的な基準を導入しているが、二輪車では海外に比べて緩いインド独自の規制を採用していた。海外と同等の水準にまで規制を強化することで、二輪車から出る排ガスの量を現在の水準から約25%削減することを目指す。

 専門家によると、新たな規制では、エンジンの改良のほかに排出ガス後処理装置の性能強化などを二輪車メーカーに義務付ける見通し。停車時に燃料タンクの給油口から漏れ出て空気中に放出される「燃料蒸発ガス」の規制もこれまでより強化される見通しで、専用装置の装着も義務付けることになりそうだ。

 規制の強化に対応する結果、各メーカーの販売するオートバイ・スクーターの価格は値上がりする見通し。値上がり幅はオートバイの量産車種が約1,500ルピー、大型バイクで1万ルピー程度になるとみられる。

 規制の改定に合わせ、規制を順守しているかどうかについて調べるテストに関しても現在のインド独自の手法に代わり「海外で広く普及しているテストを導入する」(政府関係者)方針だ。

12/2/2013


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