日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/04/2013 07:15 PM


 日産自動車のインド法人、日産モーター・インディアは26日、2014年に発売を予定する新興国向けブランド「ダットサン」の販売について、地場業者に委託せず単独で進める方針を明らかにした。

 日産は「ダットサン」ブランドの第1弾として、ハッチバック「ダットサン・ゴー」の発売を計画している。

 インドではこれまでホバー・オートモーティブ・インディア(マハラシュトラ州ムンバイ)に国内での販売から営業、代理店の新設、顧客管理、カスタマーサポートまでを一括して委託していた。33年ぶりに復活させるダットサンでは独力で市場を開拓することを目指す。

 ダットサンの販売でホバーと組まない方針は同日、社内で決定した。余村健一郎社長は現地メディアの取材に対し「ダットサンがターゲットとする顧客層は『日産』ブランドの車種を購入する階層と異なる」と単独での販売を決めた理由を説明した。日産はダットサンの営業・販売チームを社内に設置する方針で、現在組織の編成に向けた準備を進めている。

 日産に近い関係者は同社が単独でダットサンを販売する方針を決めたいきさつに関し「ホバーとの提携を通じてインド市場攻略のノウハウを獲得し、単独でも販売できる自信を得たのではないか」との分析を示している。
日産とホバーをめぐっては、販売の伸び悩みを理由に関係悪化が伝えられていたが、日産は2012年7月にホバーとの契約を更新。業界からは「意外」との声が上がった。

 日産は「ダットサン」ブランドからゴーのほかにセダンやミニバンを発売する計画。価格は25万-100万ルピーと低めに抑え、国内最大手のマルチ・スズキや韓国・現代自動車など先行する競合メーカーに対抗する狙いだ。


11/27/2013


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