日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/03/2013 01:26 PM


 地場のコングロマリット、ゴドレジ・グループのアディ・ゴドレジ会長は18日、ニューデリーで開かれたイベントで、インド経済の現状について「既に最悪の時期は脱した」との見方を示し、2014年は経済成長が回復軌道に乗るとの見通しを明らかにした。 

 ゴドレジ氏は「国内総生産(GDP)は今後、これまでよりも高い伸びを期待できる」と語った。

 同氏はまた、今後は投資に適した環境も整ってくる」と指摘。「景気回復に伴い今後3-5年は高い利潤を期待できる」と強調し、外国の機関投資家に対しインドへの投資を増やすよう呼びかけた。

 ゴドレジ氏のような楽観的な見通しを反映してか、海外の投資家による国内株式市場への投資は今月だけで400億ルピーを突破。インド証券取引委員会(SEBI)の集計によると、今年に入ってからの累計投資額は9,293億6,000万ルピーに達している。

 一方、政府や金融当局者の間ではインド経済の今後について慎重な見方が目立つ。P・チダムバラム財務相は今年度のインドのGDP伸び率に関し、5-5.5%と前年度と比べてほぼ横ばいとの予測を表明。インド準備銀行(中央銀行、RBI)は当初、5.5%増とする予測を示していたが「内需の不振が下振れリスクとなる可能性がある」ことを理由に、その後5%に下方修正した。

 インドのGDP成長率は12年度、5%と10年ぶりの低い伸びに終わった。今年度も4-6月期が前年同期比4.4%増と昨年度通期を下回るなど今のところ本格的な回復の兆しは見えていない。

11/18/2013


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