日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/17/2013 03:06 PM


 国内のニュース業界で、非営利法人(NPO)への衣替えを図る動きが相次いでいる。最大の原因は資金難だ。「Cobrapost(コブラポスト)」や「Gulail(グライル)」「Media Sarkar(メディア・サルカール)」といったニュースメディア企業はこれまで、通常の形のニュースの提供に加え、犯罪のおとり捜査などに関するドキュメンタリー形式の番組を制作・放送し、視聴者の人気を集めてきた。だが近年、これまで通りの経営を続ける上で必要となる資金を確保することが困難となり、商業メディアとして存続が難しくなったことを受け、相次ぎNPOへの転換を進めている。

 コブラポストで編集業務を担当するアニルダ・バール氏は「これまでのように報道番組の製作を続ける一方、ビジネスとしても成立させることが難しくなり、NPOに転進する方針を決めた」と説明する。

 NPOになることで、寄付に対する納税義務を免除されるといった優遇措置を受けられる点など、運営上の利点があることが動機の1つとなっている。

 だが、法曹界の関係者らは「NPOになることで経営の透明性が損なわれる可能性がある」との懸念を示す。ある法律の専門家は「メディアが社会的な存在である以上、視聴者などに対し情報を開示する必要がある。だが、NPOになることで閉鎖性が生まれ、開かれたメディアを求める視聴者の声に応えられなくなる事態が想定される」とし、憂慮の念を示している。

12/7/2013


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