日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

12/25/2013 04:21 PM


 英小売大手テスコは17日、財務省外国投資促進委員会(FIPB)にインド国内での総合小売店出店に向けた承認申請を提出した。提携するタタ・グループの小売部門トレント・ハイパーマーケッツとの合弁会社の形式での事業展開を計画している。承認されれば、2012年9月に政府が外資系総合小売業の出資解禁に踏み切って以来、初の進出事例となる。

 テスコがトレントの株式50%を取得して同社を両社の合弁会社に改編する。トレントは現在、大型スーパー「スター・バザール」を16店舗展開する。

 英BBCが伝えたところによると、今回の計画でテスコが予定している投資額は1億1,000万米ドルに上る見通し。

 テスコこれまで、インド国内で会員制現金卸売店舗を展開。またトレントとの協業ではスター・バザールに経営ノウハウを提供するなどして、小売店出店に備えてきた。

 政府は昨年9月にそれまで禁止していた外資系総合小売業による出資について、51%を上限に認める方針に転換した。だが、地場の商品の一定割合を小規模企業から調達することや、最低1億米ドルの投資を義務付けている点など付帯条件が多かったことから、これまで出店の意思を表明した企業は現れていなかった。

 テスコの承認申請は野党や零細商店などの反対を押し切って規制緩和に踏み切ったインド政府にとっても朗報といえる。

 アナンド・シャルマ商工相は「テスコの決断を歓迎する」と表明。その上で「同社の計画が早期に承認されるよう全力で支援したい」と語った。

12/18/2013


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