日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/26/2013 05:52 PM

 国内の衣料品メーカーでつくる業界団体「衣料品輸出振興協議会(AEPC)」のA・サクティベル会長は16日、「海外の有名ファッションブランドの間で、製品や原材料の供給基地としてのインドの地位が高まりつつある」との認識を表明した。

 同氏はスペインの「ザラ」やスウェーデンの「H&M」、米「トミー・ヒルフィガー」、米「ギャップ」など具体的なブランド名を挙げ「これら有名ブランドにとり、インドは最も重要な供給基地となっている」と指摘。インドの重要性が高まっている背景として「生産能力の高さや優れたデザイン力などインドの繊維業が本来持つ強みが評価されてきているためではないか」と分析した。

 同氏はまた、有名ファッションブランドに加え、米ウォルマート・ストアーズや英マークス&スペンサーズ、英テスコなど海外の小売大手がインド製の衣料品を調達する動きを強めていることにも触れた。

 さらに、国内繊維業界の有望な輸出先としてオーストラリアの存在に言及。同氏は先ごろ、衣料品の輸出業者30社の代表団を率いて同国のメルボルンで開催された見本市「オーストラリア国際ソーシング・フェア2013」(13-15日)に参加した。

 インドからオーストラリアへの2012年度の衣料品の輸出額は1億1,100万米ドルで、オーストラリアへの輸出国としては3番目の多さとなっている。

 サクティベル氏は、印豪自由貿易協定(FTA)の締結をめぐる交渉の進展やオーストラリアの業者が、中国の繊維業界への過度の依存からの脱却を模索している点などを挙げ「オーストラリアはインドにとり今後注視していく必要のある市場」との見方を示した。

11/16/2013


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/24560

トラックバック一覧(0)