日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/05/2013 03:52 PM


 ホンダがインドで好調な販売を持続している。競合他社の今年の祭事シーズンの販売はこれまでのところ前年実績を下回っており、大幅な値下げの効果も無く在庫が積み上がっている状態だが、ホンダは他社とは対照的に、需要に供給が追いつかない状況が続いている。

 ホンダのインド四輪生産販売子会社、ホンダ・カーズ・インディア(HCIL)の販売店の来店客数は、前年同期比で50%増と大幅増を記録。受注台数は倍に増えた。車種別にみると、小型ハッチバック「ブリオ」は15日間の納車待ちとなっているほか、4月にインド国内での販売を開始した小型セダン「アメイズ」は受注から納入まで2カ月以上かかるのが現状だ。

 受注拡大に対応するため、同社は11月から国内の工場でこれまでの2交代制から3交代制へ移行する。ただ、「それでも需要の増加に追いけるかどうか微妙」(グナネシュワール・セン上級副社長=マーケティング販売担当)という見方がある。

 二輪子会社ホンダ・モーターサイクル・アンド・スクーターズ・インディア(HMSI)も状況は変わらない。YS・グエリラ上級副社長(マーケティング販売担当)によると、同社が販売するすべての車種を合わせると、現在12万5,000台が納車待ちになっているという。幹部は日曜日も出勤しているほか、予定していた休暇を返上して納車期間の短縮に取り組んでいる。

 ホンダのインド事業は今年度に入り好調が続いている。米調査・コンサルティング会社フロスト&サリバンの統計によると、業界全体の上期(4-9月)の販売実績は前年同期比で5%減となったが、HICLは68%と飛躍的に伸びた。これにより同社の国内市場でのシェアは、11年度の2.1%、昨年度の2.7%から今年度はこれまで5%に達し、08年度以降では最も高い水準に達している。

 HMSIも、二輪車市場の上期の成長率が3%増と微増にとどまった一方、同社は昨年度の31%増には及ばないものの、これまで23%増と高い伸びを維持している。HMSIのシェアの上期の市場シェアは22.7%と2割を突破。09年度の12.7%、10年度の13.2%、11年度の14.9%、昨年度の18.9%から堅調に推移し、HCIL同様、08年度以降で最も高い数字を記録している。

10/27/2013


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/24479

トラックバック一覧(0)