日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

11/08/2013 11:48 AM


 国内自動車大手の10月の販売実績が出そろった。スズキのインド子会社でインド最大手のマルチ・スズキの国内販売は前年同月比で60台多い9万6,062台。微増にとどまったものの、同社の国内市場でのシェアは40.7%となり、過去3年間で最も高い水準に達した。小型セダン「スイフト・ディザイア」が20%増の1万7,211台と大きく伸びた。「A1(全長3.4メートル以下)の「M800」、「A2(3.4-4メートル以下)」の「アルト」「Aスター」「ワゴンR」の4車種の合計販売台数は7%減の3万9,379台、同じくA2の「スイフト」「エスティオ」「リッツ」の販売台数は1%減の計2万2,188台だった。輸出は27%増の9,025台と大幅に伸び、国内の不振を補う形となった。

 トヨタのインド合弁会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は7%増の1万3,162台。ミニバン「イノーバ」の新型モデルが成長をけん引したが、同社は小型セダン「エティオス」、ハッチバック「エティオス・リーバ」、SUV「フォーチュナーなど「ほかの種種も好調だった」(サンディープ・シン副社長兼最高執行責任者=COO)と説明している。

 ホンダのインド四輪生産販売子会社であるホンダ・カーズ・インディア(HCIL)は39%増の1万1,214台と飛躍的な伸びをみせた。4月に発売した「アメイズ」が9,564台と依然好調を維持し、全体の85%を占め、成長を引っ張った。一方、ハッチバック「ブリオ」は1,472台だったほか、セダン「シティ」は31台と振るわなかった。

 韓国ヒュンダイ自動車のインド法人ヒュンダイ・モーター・インディアは前年同月比224台増の3万6,226台と小幅な伸びにとどまったが、前月との比較では17%増と大きく増えた。9月に投入した新型ハッチバック「i10グランド」が1万1,519台と好調な売れ行きを示し「車名別販売台数で早くも上位5車種入り」(同社幹部)するなど消費者の人気を集めていることが奏功した。

 商用車大手のマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は前年同月比15%減の2万2,924台と不振から抜け出せない状況が続く。今年度からスポーツ多目的車(SUV)にかかる税金の税率が3%引き上げられ価格が上昇したことが影響した。今後の販売見通しについても、インド準備銀行(中央銀行、RBI)が先ごろ政策金利を約2年ぶりに引き上げたことで「消費者の購入意欲が落ち込み要因になる」(プラビン・シャー社長=自動車部門担当)と悲観的な見方を示し、「業界には政府による刺激策を必要」と主張している。

 タタ・モーターズは1万4,133台。内訳は超小型車「ナノ」、小型セダン「インディゴ」、ハッチバック「インディカ」の合計販売台数が1万944台、SUV「スーモ」「サファリ」「アリア」、ワンボックス「ベンチャー」が3,189台だった。

 米ゼネラル・モーターズのインド法人GMインディアは14%増の7,715台、米フォード・モーターの現地法人、フォード・モーター・インディアは21%増の9,163台と米系2社はいずれも好調な業績を上げた。

11/2/2013


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