日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/11/2013 01:04 PM


 タイヤメーカーと国内のゴム栽培農家との間で、タイヤにかかる関税をめぐる対立が顕在化している。

 上半期(1-6月)の海外からの天然ゴムの輸入量は前年同期比59%増と大幅に増加した。国内産ゴムの需要低迷に伴い「RSS-4」と呼ばれる種類の天然ゴムの販売価格はこの1カ月の間に20ルピー下がり、167.50ルピーの水準で推移している。
 
 こうした事態を受け「インド・ゴム栽培業者協会(IRGA)」は政府に対し、輸入天然ゴムにかかる関税の税率を現行の1キログラム当たり20ルピーから34ルピーに引き上げるよう要請している。
  
 これに対し、国内のタイヤメーカーでつくる「自動車タイヤ製造業者協会(ATMA)」は「自動車需要が低迷する中、タイヤ業界も苦しい経営を強いられている」として、関税の引き上げに反対の姿勢を示している。

 IRGAのシビ・モニパリー事務局長は「国内の必要量は7万トンだが、輸入はすでに18万トンに達している」と指摘。「現状が続けば、年末までに輸入量は30万トンに達し、国内産の価格はさらに低下する」と懸念を表明する。

 一方、ATMAのラジブ・ブドラジャ事務局長は「タイヤの供給量は依然として不足しており、関税の引き上げは正しい選択ではない」と述べIRGAの主張に反論。さらに「国産天然ゴムの価格は国際市場の相場を10ルピーも上回っている」とし、輸入拡大の正当性を強調している。

10/8/2013


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