日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/09/2013 03:15 PM


 アナンド・シャルマ商工相は7日、外資系総合小売業の対内直接投資に関する規制について現地紙の取材に対し「特定の企業に合わせてこれ以上緩和するつもりは無い」との考えを示した。小売世界最大手の米ウォルマート・ストアズのアジア子会社ウォルマート・アジアのスコット・プライス最高経営責任者(CEO)が6日に「規制が厳しすぎて対応するのは難しい」と述べたことを念頭に置いたものとみられる。

 シャルマ氏は「インドに出店するかどうか決めるのはウォルマート自身」と表明。「政府はこれまでにウォルマートを含むすべての利害関係者との協議を通じて、小売側が十分実行可能な政策を実施してきた」とし「ウォルマートが国内で小売事業を展開するのは可能。これ以上規制を緩める考えは無い」と述べた。

 これに先立つ6日、プライス氏はアジア太平洋経済協力会議(APEC)に出席するために訪れたインドネシア・バリ島で、インド政府が外資系総合小売業に対し、販売する商品の30%以上を地場の零細・中小企業から調達することを義務付けていることについて「同条項を達成できる企業があるとは思えない」と述べ、政府の実現性に疑問を示していた。

 政府は昨年9月、それまで禁止していた外資系の総合小売業の対内投資について、条件付で51%を上限に認める方針に転じた。だが、厳しい付帯要件が足かせとなり、方針転換から1年以上が経過した現在も政府に出店の承認申請を提出した企業は現れていない。

10/8/2013


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