日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/21/2013 02:45 PM


 インド工業連盟(CII)はこのほど「インドのメーカーの多くが斬新な技術を取り入れた製品開発に消極的」とするレポートをまとめた。自社製品を漸次的に進化させたり、環境への配慮など最近の消費者に対して訴求力のある要素を取り入れることにも無関心と分析している。

 レポートは「製造業に携わるインド企業の多くが現在販売している製品に満足する傾向が強く、技術革新を阻害する原因となっている」と指摘。またインドの会社に独特な企業文化や企業統治(コーポレート・ガバナンス)のあり方なども新技術を生み出すことを奨励しないことにつながっているとの見方を示した。具体的には「経営陣がとかく批判的な見方をすることが多く、社員が新しいアイデアを生む土壌が育っていない」と強調している。

 また「唯一技術刷新に取り組むのは、競合他社により市場シェアが脅かされた時のみ」と批判。短期的に高い売り上げを上げることのみに注力していることも斬新な製品の誕生を妨げている要因と強調した。

 このほか、原材料や燃料となる資源を有効活用する「持続可能な発展」の実践についても「インド企業の取り組みは不十分」との見解を示した。

 今後の見通しについては「優れた人材の育成が遅れているほか、研究開発のための投資やインフラ整備も十分でない」とし「この先も大きな改善は期待できない」と悲観的な見方を示している。

10/16/2013


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