日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

10/07/2013 07:13 PM


 政府は二輪車の販売増加に向け、国営銀行にバイクローン用の資金を注入する。金額は1400億ルピー規模とみられる。二輪車ローン市場は現在100億-120億ルピー規模。銀行を通じて資金面から消費者を支援することで二輪車需要の拡大を促す。

 ただ、二輪車業界内では、効果について懐疑的な見方が多数を占める。二輪車を購入するのにローンを組む人の割合は現在3割ほどと少なく、組む場合でも大半がHDFC銀行やイダスンド銀行などの民間行、ノンバンクを利用するためだ。申請から実際に融資を受けるまでの期間が国営銀の場合7-30日と、民間行やノンバンクの2-3日と比べて大幅に長いことも国営銀が提供するローンが不人気となっている要因の1つだ。

 バジャジ・オートのK・スリニバス社長は「国営銀はこれまで二輪車ローンに熱心に取り組んでこなかった。どれほどの効果があるかは疑問」と懐疑的な見方を示す。

 また、注入額や実施時期が不透明であることもこうした見方が多いことの背景となっているようだ。ホンダのインド二輪車生産販売子会社ホンダ・モーターサイクル&スクーター・インディア (HMSI)は「消費者心理の改善には寄与すると思う」と一定の評価を与えながらも「政府がいつ資金注入を行うかや額によって効果は大きく異なってくる」と述べ、今後の推移を見守る姿勢を示している。

10/5/2013


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