日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/27/2013 05:48 PM


 インド人の「ゴールド熱」が止まらない。政府は経常赤字の削減に向け、20カ月間で海外から輸入する金にかける関税の税率を4度にわたり引き上げる計画だが、価格の上昇を見込んで逆に投資家や市民の間で購買意欲が高まるという皮肉な結果を生んでいる。

 世界金評議会(WGC)の統計によると、4-6月期の国内需要は310トンと、前年同期比で71%の大幅な伸びを示した。金の延棒・金貨への投資額は116%増で、宝飾品の51%増と比べて2倍以上の急増ぶりを見せている。

 春から続く急激なルピー安もあり、株などに比べて金が安全資産と見られていることも背景にあるようだ。
投資家の間では「価格の上昇により購入する量は減っても、投資する資金を減らすつもりは無い」との意見が多い。

 宝飾品の販売を手がけるローズ・グループ・オブ・カンパニーズのビレン・バイジャ社長は「インドでは伝統的に金購入を資産形成のための一手段としてとらえる文化が深く定着している」と指摘。「政府が関税を上げても人々の金に対する認識を変えることは容易ではない」との見方を示している。

9/26/2013 


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