日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/26/2013 05:27 PM


 英通信大手ボーダフォンがインド法人ボーダフォン・インディアの完全子会社化を計画していることが分かった。政府は8月に通信分野への外国直接投資について、外資の出資比率の上限を従来の74%から100%に引き上げたばかり。ボーダフォンは同社株を保有する株主から全株式を取得する計画。同社に近い関係者が明らかにした。

 関係者によると、ボーダフォンはすでにインド法人の完全子会社化に向けた準備に着手したという。

 ボーダフォン株は現在、同社のほかに医薬品大手のピラマル・ヘルスケアや大手病院チェーン、マックス・ヘルスケアの創業者で現会長のアナルジット・シン氏などが保有する。

 ボーダフォンは過去に地場のコングロマリット、エッサール・グループなどと合弁会社「ボーダフォン・エッサール」を運営していたが、2011年7月にエッサールの保有分33%を54億6,000万米ドルで取得。同社を子会社化した。この際、ボーダフォンの持ち株比率が当時の上限だった74%を超えたことから1.35%を国内の投資家に売却している。また同年8月にはピラマルがボーダフォン株5.5%を290億ルピーで購入した。関係者によると、現在の保有比率はピラマルが約11%、シン氏が約6%という。

 シン氏は4月に「当初より購入から2-3年で売却する予定でボーダフォン株を購入した」と表明。今年から来年に保有するボーダフォン株を手放す考えを明らかにしている。

 ボーダフォン・インディアの12年度3月期決算は売上高が10.2%増の3,588億8,800万ルピー、営業利益は24.5%増の1,064億600万ルピーだった。今年6月時点の契約数は1億5,500万件で、バルティ・エアテルに次いで国内2位につけている。

9/24/2013


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