日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/18/2013 05:59 PM


 事業や売上高の拡大に向けて大手交流サイト(SNS)「フェイスブック」を活用する医薬品関連企業が増えている。フェイスブックの利用者は全世界で10億人を突破しているが、インド国内の利用者数は6,100万人と、国・地域別で2番目に多いことも背景にあるとみられる。

 医薬品通販サイト「ドラッグ・ニード」を運営するDFファーマシー(グジャラート州アーメダバード)は豊富な品ぞろえを売りにしていたが、当初主要なターゲットに据えた顧客層の取り込みがうまくいかず、業績の低迷に悩んでいた。サン・ファーマシューティカルズやザイダス・カディラなど大手製薬企業がフェイスブックを活用していることを知った同社のパルス・パテル最高経営責任者(CEO)は2011年、自社でもフェイスブックページの開設を決断。新商品の発売やバーゲンセールを行うたびにメッセージを投稿するなど積極的に活用した結果、世界各地から注文が舞い込むようになり、売り上げは以前と比べ15%増えたという。今ではファン数は5万人に到達。フェイスブックでの成功をきっかけに、つぶやきサイト「ツイッター」や動画共有サイト「ユーチューブ」などでも販促活動を展開している。

 同じくアーメダバードに本社を置き医薬品・有機食品を販売するケガン・ウジャンも売上高拡大に向けてフェイスブックページを開設。バルデシュ・カマールCEOによると、これを機に消費者から同社への問い合わせ件数が従来と比べて35%も増加したという。

 大手製薬企業の間でもフェイスブックは浸透している。第一三共傘下で国内最大手のランバクシー・ラボラトリーズは栄養補助食品「リバイタル」、スプレー式鎮痛消炎剤「ボリニ」のファン数が10万人を突破。健康な生活を送るためのヒントなどユーザーに役立つ情報を定期的に提供している点が人気を集める理由となっている。

9/12/2013


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