日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/12/2013 05:11 PM


 ルピー安を受け、海外で公開されるボリウッド映画のルピー換算した場合の興行収入が増加している。

 恩恵を受けているのは主にUTVモーション・ピクチャーズやエロス・インターナショナル、ヤシュ・ラジ・フィルムズなどの大手製作・配給会社だ。

 ボリウッド映画の製作本数は年間約200本。このうち40-50本程度が海外で公開される。業界全体の興行収入に占める海外の割合は6-7%だが、業界関係者によると、多額の予算をつきこんで製作される大作ともなれば、その比率はさらに高まるという。例えば、今年の5月31日に封切られた恋愛コメディー映画「Yeh Jawaani Hai Deewani」は、国内での興行収入19億ルピーに対し、海外では約6億8,300万ルピー(1,050万米ドル)と、海外が占める比率は全体の4分の1を超えた。仮に同日の為替相場1米ドル56.49ルピーで計算した場合、同作の海外での収入は5億9,300万ルピーと大幅に減少することになり、ルピー安の影響の大きさを物語っている。

 一方で、急激なルピー安を受け、海外で撮影する作品の本数が今後減少する可能性を指摘する意見がある。米国で映画情報サイト「ボックス・オフィス・グル」の運営に携わるギテシュ・パンジャ氏は「通貨安で海外での撮影コストが膨らんでいることから今後は一部の製作会社の間で米国などで映画を撮る動きが停滞することもあり得る」との見方を示している。

9/10/2013


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