日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/09/2013 02:05 PM


 ケララ州で行われる「オナム」を皮切りに始まる祭事シーズン。自動車大手各社は例年、この時期に大幅な販売の上積みを期待するが、今年はこのところの需要の低迷受けて、軒並み弱気な予測が目立っている。

 商用車大手マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)のパワン・ゴエンカ社長(自動車・農機部門担当)は「市況は厳しい状況が続いている。祭事シーズンの販売に関しては7、8月は上回ると思うが、昨年並みの数字を確保するのは難しいと見ている」と話す。

 トヨタ自動車のインド合弁会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)のサンディープ・シン副社長兼最高執行責任者(COO、営業販売担当)は「祭事シーズンは例年、ほかの時期を20%程度上回る販売台数を期待できるが、今年は8-10%がいいところ」と悲観的な見通しを示している。

 このところ月間販売台数が前年実績を大幅に下回る状況が続いている地場の大手タタ・モーターズのカール・スライム社長は「通年の実績をみると12年度は11年度を下回った。今年度は12年度を下回る可能性が高い。祭事シーズンは好調な業績を期待したいが、昨年より低調に終わるだろう」と述べた。

 一方で一部ではあるが楽観的な見通しを示すメーカーもある。米ゼネラル・モーターズ(GM)のインド法人GMインディアのロウエル・パドック社長は「祭事期間中は販売台数の増加を期待できる」と述べ、需要の取り込みに意欲を示している。

 国内自動車業界は高金利と燃料価格の高騰により長期にわたり販売不振が続いている。業界からは政府に対し需要喚起に向けた施策の実施と物品税の税率引き下げを求める声が上がっている。

9/4/2013


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