日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/09/2013 01:43 PM


 米国の婦人服メーカー、ザ・リミテッド(オハイオ州)がインドに進出する。地場企業と提携し2014年の初頭をめどに約5カ所に店舗を開業する。国内婦人服市場は7,850億ルピー規模に達しており、リミテッドは先行する米フォーエバー21やスペインのザラなどを追撃、拡大する需要の取り込みを目指す。

 ザ・リミテッドは1963年の設立。当初はファッション小売大手Lブランズ(同)の傘下にあったが、同社は07年にザ・リミテッド株の75%を投資会社サン・キャピタル・パートナーズ(フロリダ州)に売却。10年に残りの25%も売り払ったことでザ・リミテッドはサンの完全子会社となった。

 インド事業では製品の製造から店舗の運営を地場の企業に委託する方針。提携企業は、企業を財務や法務、マーケティングなどの面から支援し、米国とインドに拠点を持つブラッドフォード・ラインセンシング(ニュージャージー州、ハリヤナ州ファリダバード)を通じて選定する。

 ブラッドフォード創業者のガウラブ・マルヤ氏によると、リミテッドのインド進出はザラが同国で成功を収めたことが大きく影響しているという。ザラの12年度のインド国内の売上高は40億5,000万ルピー。

 インド政府は12年1月、単一ブランドを展開する外資系小売企業の出資規制について、それまでの上限の最高51%から条件付きで100%まで認める方針に転じた。米ボストン・コンサルティング・グループ(BCG)は昨年発表したレポートで、インドの婦人服市場が今後7-8年で現在の4倍の2,250億米ドル規模に成長すると予測している。

 リミテッドのほかにも現在「ユニクロ」を展開するファーストリテイリングや米ギャップ、「H&M」のヘネス・アンド・モーリッツ(スウェーデン)など十社以上の海外ブランドがインド市場進出を目指しているとみられている。

9/4/2013


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