日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/03/2013 01:46 PM


 政府がガソリンスタンドの夜間業務禁止を検討していることが分かった。石油の輸入に伴う支払いが巨額に上る経常赤字の一因となっているため。需要を半ば強制的に抑制することで財政の改善につなげる狙いだが、野党からは反発の声が上がっている。ビーラッパ・モイリー石油相が1日、地元通信社の取材に対し明らかにした。

 モイリー氏は取材に対し「石油輸入削減に向け政府としてさままざな政策の実施を考えており、その一環としてガソリンスタンドの夜間業務を休止する案が上がっている」と述べた。その上で「まだ検討段階で具体的には何も決まっていない」と強調した。

 モイリー氏の発言について、インド人民党(BJP)のシャナワズ・フサイン広報官は「理解できない。そのような政策が実施されれば国民は朝の早い時間帯に給油することができなくなる。国がつぶれてしまう」と批判。「経常収支削減のために打つ手が無いのならわが党の案を取り入れるべき」と強調した。

 政府は今月16日から6週間にわたり、国民にガソリンと軽油、液化天然ガス(LPG)の消費削減を呼びかけるキャンペーンを実施する。これにより燃料の消費量を現在の水準から3%減らすことを目指す。石油省の試算によれば、目標を達成できた場合、原油の輸入額は1,600億ルピー減少する見通しという。

 インドの2012年度の原油輸入額は1,442億9,300万米ドル。


9/1/2013


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