日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/02/2013 02:37 PM


 米飲料大手コカ・コーラのインド法人コカ・コーラ・インディアは8月23日、若手社員を重要ポストに起用する大胆な人事を発表した。

 デバブラタ・ムカジー事業戦略・イノベーション担当副社長をマーケティング担当副社長に、スマンタ・ダッタ副社長をボトリング事業担当副社長に起用。ブピンドラ・スリ・フランチャイズ事業担当取締役をフラチャイズ・ボトリング事業担当副社長に任命した。ムカジー、ダッタ両氏は現在の職務との兼任となる。新たな人事はいずれも10月1日付。

 3人はいずれも40代前半と若いのが特徴。これまでにいくつもの海外拠点で複数の業務を手がけてきた点も共通している。ムカジー氏(43)は日用品大手ヒンドゥスタン・ユニリーバ(HUL)の出身。1998年にコカ・コーラ・インディアに入社後はインドと消費者の嗜好が大きく異なる韓国の現地法人で4年にわたりマーケティング業務を統括するなど一貫して販売・マーケティング畑を歩いてきた。

 ダッタ氏(42)はHULの元会長SM・ダッタ氏の子息で、コカ・コーラでは中国法人に5年以上勤務した経歴を持つ。元々はコングロマリットのITCに入社したが、95年にコカ・コーラに移ってきた。スリ氏(44)はこれまで17年間にわたりコカ・コーラ・インディアで流通から販売部門の業務開拓を担ってきた。今後はコカ・コーラ・インディアが契約する11社のボトリング企業との連携を通じてこれらの企業の業績拡大を目指す。

 新たな人事について業界関係者からの反応は概ね好意的だ。調査会社トランサーチのパートナー、サンギータ・パル氏は「若返りを通じて消費者との距離を縮め業績回復を目指す戦略」と分析。コンサルティング企業スピアヘッド・インターサーチのジョルダン・ミスラ社長は「今回の組織再編は根本から会社を建てなそうというコカ・コーラ・インディアの強いメッセージを外部に送ることになる」と指摘している。

8/30/2013


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