日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

09/04/2013 01:03 PM


 国内の経営大学院(ビジネススクール)で、IT(情報技術)を活用した新たな講義形態が広がりを見せつつある。

 こうした講義は「フリップ・ティーチング(flip teaching)」や「リバース・インストラクション(reverse instruction)」などと呼ばれる。自宅でインターネットを介してオンラインで講義を受け、これまで自宅でこなしていた課題などは大学の教室で教官やほかの学生たちと共同で取り組むのが特徴。これにより教員はそれぞれの学生の個性に合った教え方を実践することが可能になる。

 インディアン・スクール・オブ・ ビジネス(ISB、アンドラプラデシュ州ハイデラバード)はこうした形式の教育をインドでいち早く取り入れたビジネススクールの1つ。10月からは大教室を活用したフリップ・ティーチングの導入を予定している。

 ISBではアルン・ペレイラ教授が同形式の講義導入で中心的な役割を果たした。同氏は70人の学生を対象としたコースでフリップ・ティーチング形式の講義を実施。こうした功績が認められ、優れた教育を行っている大学の教員に贈られる「ベスト・プロフェッサー・アワード」を受賞した。ペレイラ氏によると、フリップ・ティーチングはインドだけでなく、現在世界的規模で普及が進んでいるという。

 SPジャイン・インスティチュート・オブ・マネジメント・アンド・リサーチ(マハラシュトラ州ムンバイ)は企業の幹部を対象とした経営学修士(MBA)課程でフリップ・ティーチングを導入している。今後はほかのコースでも採用することを計画中だ。 

 同校のアバサリ・ガブラ渉外担当副部長はフリップ・ティーチングの持つ利点について「多様な学生がキャンパスに集まり互いに教え合う講義が可能になる」と強調している。

9/3/2013


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