日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/30/2013 06:37 PM


 医薬品企業でつくる業界団体「インド医薬品製造業者連盟(IPA)」と米ファイザーとのインドでの医薬品に対する特許のあり方をめぐる論争が激しさを増している。

 IPAのDG・シャー事務局長は先週、ファイザーで知的財産権に関する業務を担当するロイ・ワルドロン氏に対し、同氏の主張に反論する書簡を送付した。ワルドロン氏が6月下旬に米議会の小委員会で行った証言の中で、医薬品特許に関するインド政府の政策について「米国の医薬品企業を差別することを目的としており『世界の常識からかけ離れた異質の存在』」と形容したためだ。

 シャー氏はこれについて「米国の医薬品企業はこれまでにインド市場で大きくシェアを伸ばしてきた」と反論。アボット・ラボラトリーズの国内シェアが05-12年の間に2.3%から7%と3倍に増加したことに言及したほか、ファイザーが2.5%から3.2%、MSDは0.42%から1.10%にそれぞれ拡大した点を指摘し「インドの特許法が差別的というワルドロン氏の主張は全く当たらない」と批判した。

 ワルドロン氏が証言で「12年初頭以来、米国の医薬品企業が提出した特許申請9件が、新たな効能が認められるにもかかわらず承認されなかった」としている点についても「インドの特許法は国際的な基準に沿っており特殊なものではない」と反論。「不満があるのなら世界貿易機関(WTO)に訴えればよい」と強気の構え見せている。

8/29/2013


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