日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/07/2013 02:07 PM


 政府は5日、スイスの医薬品大手エフ・ホフマン・ラ・ロシュの持ち株会社ロシュ・ホールディングが保有していた乳がん治療薬「ハーセプチン」のインド国内での特許を取り消したと発表した。特許承認後に特許庁が異議を表明し、ロシュに弁明の機会を与えたものの、同社が回答しなかったためとしている。

 ロシュは2000年10月にハーセプチンの特許承認を申請。07年4月に特許を取得した。だがその後、特許庁がいったんは認めた同薬の特許に異議申し立てを表明した。

 英国の医学専門誌の編集者によると、インドではいったん特許を付与した後でも、特許庁が当初の方針とは異なる立場を表明することがあり、その場合特許権保有者は特許を保護するため、弁明や反論を行う義務が発生する。保有者の意見を聞いて最終的な方針を決定するが、特許権保有者が弁明や反論を怠った場合、特許を取り消す可能性があるという。

 商工省によると、特許庁はロシュに対し意見を表明する機会を設定したものの、期限内に同社から回答が無かったため、特許法の規定に基づき、ロシュが「申請を取り下げた」と見なし、ハーセプチンに対する特許を取り消す方針を決めたという。

8/6/2013


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