日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/15/2013 12:03 PM


 P・チダムバラム財務相は12日、既存の国内医薬品企業を対象とする外国直接投資(FDI)に関する方針について、政府が近日中に正式に決定するとの見通しを明らかにした。

 医薬品業界へのFDI政策をめぐっては、商工省産業政策・ 推進局(DIPP)が現在、詰めの作業を行っている。政府が同局が正式決定した案を承認すれば、財務省外国投資促進委員会(FIPB)が現在判断を保留している多くの投資案件が実現に向けて前進する見通しだ。

 政府は外資による医薬品業界への100%の出資を認めている。ただ、新規の事業については届出による自動承認制度を採用する一方、国内既存企業への投資に関しては、FIPBの承認が前提となる。FIPBが承認した案件は内閣経済問題委員会(CCEA)に諮られ、最終的にチダムバラム氏が最終的に承認の是非を判断する。

 医薬品業界への外資の投資のうち、既存企業を対象とした案件が全体の90%を占めており、商工省は懸念を表明している。ペニシリンなど主要医薬品や中間体などに関しては既に多くを輸入品に依存しており、さらに外資による国内企業への出資などが今より加速すれば、国民の健康を預かる医薬品の「外国依存」がさらに進むためだ。

 インド準備銀行(中央銀行、RBI)の統計によると、2013年4月までの1年間の医薬品業界への外国投資のうち、既存企業を対象としたものは9億8,900万米ドルに上り、新規事業の8,730万米ドルの約11.3倍に達している。

8/12/2013


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