日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

08/07/2013 01:44 PM


 スイスのノバルティスファーマのインド法人ノバルティス・インディアなど医薬品メーカー7社が5日、必須医薬品の大半で販売価格が従来より下がる医薬品の新たな価格統制基準を不服とし、デリー高等裁判所に異議申し立てを行った。同高裁の裁判官は7社に対し、値下げの対象となる医薬品について詳細な資料を提出するよう指示した。新たな薬価制度をめぐっては、マクレオズ・ファーマシューティカルズやエムキュアー・ファーマシューティカルズなど4社が2日に同高裁に異議申し立てを行ったばかり。

 5日に異議申して立てを行ったのはノバルティス・インディアのほかに、米ウォックハート、ルピン、インタス・ファーマシューティカルズ、アレムビック・ファーマシューティカルズ、サンドズ、チロン・ベーリング・ワクチンズの各社。

 政府は5月に医薬品の販売価格の上限に関する新たな規制の導入を決定。従来は大衆薬74製品のみが規制の対象だったが、これを11年に作成した「必須医薬品リスト(National List of Essential Medicines、NLEM)」に含まれる「必須医薬品」348製品に拡大。また、上限価格の決定方法も、従来は製造コストを基準にしていたが、薬の種類ごとに主力製品の平均価格を基準とする方針にあらためた。

 これにより、多くの医薬品の販売価格がこれまでよりも下がりメーカーの収益悪化につながることが予想されるため、国内業界からは反発の声が上がっている。

 また指針では、新たな価格統制基準が導入される前から店頭に並んでいる医薬品も適用の対象とするよう定めており、この点についても不満が噴出している。

8/5/2013


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