日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/26/2013 12:18 PM


 大型商業施設で既存のテナントの店舗面積を縮小し、空いたスペースに新たなブランドを誘致する動きが目立っている。新たなブランドとの契約では店側への収益分配率が既存店に比べて高く、収益改善効果を期待できることが要因となっている。

 デリーのショッピングモール「セレクト・シティウォーク」は、米「リーバイス」の店舗面積をこれまでの約250平方メートルから約74平方メートルへと大幅に縮小。代わりに英国のアパレルブランド「スーパードライ」、同じく英国の靴・ハンドバッグブランド「デューン・シューズ」にスペースを割り当てた。また英ファションブランド「ネクスト」の店舗面積を約93平方メートル削り、米アップルに提供している。

 「アンビエンス・モール」のグルガオン店(ハリヤナ州)は独カジュアル衣料品販売の「S・オリバー」に割り当てる床面積を従来の半分に減らし、新たにテナントとして入居する米のアパレルブランド「ゲス」に提供する。アンビエンスのニューデリー店ではこれまでテナントとして入っていたデパートの売り場面積約2,230平方メートルを約1,500平方メートルに削減。空きスペースには英国の飲茶レストラン「ヤウアチャ」が店舗を開設した。

 こうした商業施設の多くは、店舗そのものの売上高や1平方フィート(0.09290304平方メートル)当たりの売上高などテナントして入居する店舗に関する詳細なデータを収集しているのが特徴。集めたデータを基に「過剰にスペースを占有している」テナントを割り出し、新たに入るブランドに割り当てる仕組みを採用している。

 アンビエンス・グループのディープティ・ゴエル副社長(事業戦略担当)は「売り上げと売り場面積が不釣合いな店舗については話し合いを通じて最適なスペースを決めている」と説明。セレクト・シティウォークのアルジュン・シャルマ取締役は「収益分配率で施設側に有利な条件を提示する新たなブランドを受け入れることで業績の拡大につながるほか、店舗面積を縮小されたテナントも適切スペースで店舗の運営が可能になる」と新たなトレンドがもたらす利点を強調している。

7/24/2013


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