日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/17/2013 04:07 PM


 英通信大手ボーダフォンが昨年買収した英同業のインド子会社の株式取得を注視する構えを見せている。ボーダフォンによる07年のインドの通信企業ハッチソン・エッサール買収に絡む納税問題をめぐり、現在も政府と同社との間で対立が続いていることが背景となっているようだ。

 ボーダフォンは2012年7月、英国の通信大手ケーブル&ワイヤレス・ワールドワイドを買収した。その後、同社のインド法人であるケーブル&ワイヤレス・ネットワークス・インディアの株式74%を取得。74%は外資が国内の通信企業に出資する際に法律で上限と定められている比率。

 ボーダフォンはケーブル&ワイヤレス・ネットワークス・インディアの株式取得を財務省外国投資促進委員会(FIPB)に通知したが、FIPBはこれを「過去に買収した企業の子会社に出資した案件ではなく、新たな投資案件」と規定。ボーダフォンに対し「印子会社買収による最終的な受益者」が誰であるか明確にした上で、FIPBの認可を得るために承認申請を提出するよう求めている。

 財務省経済問題局(DEA)は、FIPBの判断について「ボーダフォンが07年に地場の通信会社ハッチソン・エッサールを買収した際の税金の支払いをめぐり、いいまだに政府と対立が続いており、同社に対する警戒心があるためではないか」と指摘している。

7/15/2013


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