日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/02/2013 10:36 AM


 いすゞ自動車のインド法人いすゞモーターズ・インディア(タミルナド州チェンナイ)は6月28日、 地場の自動車・自動車部品メーカー、ヒンドゥスタン・モーターズ(HM)とスポーツ多目的車(SUV)とピックアップトラックの生産委託契約を締結した。いすゞはアンドラプラデシュ州で工場建設を計画しているが、稼動前にHMに生産を委託することで早めの市場開拓を目指す。

 HMが生産を手がけるのはいすゞのSUV「MU-7(ミューセブン)」とピックアップトラック「D-MAX(ディーマックス)」。両社の合意内容によると、部品をいすゞのタイ工場から輸入し、HMのティルバルール工場(チェンナイ近郊)で組み立てる。

 いすゞは両車種を3月にアンドラプラデシュ州ハイデラバードとタミルナド州コインバートルで発売したが、これまでは完成車をタイから輸入して販売していた。MU-7はD-MAXの派生車種。

 国内の自動車販売は7カ月連続で前年割れとなるなど復調の兆しが見えてこないなか、いすゞモーターズ・インディアの菊池隆社長は「両車種とも好調な売れ行きを示している」と強調。SUVと小型商用車の普及が今後、インド国内で進むとの見通しを示した上で「自社工場が稼動する前の段階で市場への浸透を図ることができる」と述べ、HMとの協業を評価した。いすゞはアンドラプラデシュ州とタミルナド州にまたがる南部最大のビジネス向け複合都市「スリシティ」内に工場を建設する計画で、すでに用地の取得を済ませている。

 HMのウッタム・ボーズ社長は「余剰生産能力を活用につながる上、インド経済と国内自動車市場が低迷する中にあって、当社が成長を持続する契機となる」と述べ、いすゞとの提携を歓迎する意向を示した。

6/28/2013


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