日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/03/2013 09:29 AM


 政府は近く会合を開き、既存の医薬品企業に対する外国直接投資(FDI)に関する方針を最終決定する。財務省外国投資促進委員会(FIPB)は5日に現在申請を受けている外資による投資計画10件を審理するための会議を開催する予定で、それまでにまとめる方針。医薬品業界への外国投資に関しては、国内企業が相次ぎ買収されている現状を受け、政府内からも懸念を示す声が上がっている。

 現在の規定では、外資が医薬品業界に投資を行う場合、新規の事業であれば届出制による100%の出資が認められている。これに対し、既存の医薬品企業に出資するケースでは、FIPBの承認を得ることが前提条件として義務付けられている。また「政府は既存の製薬企業に対する外国からの投資について、投資を承認する際に新たな要件を課すことができる」という規定も設けられている。

 医薬品業界への外国投資は2000年4月から現在までの累計で103億米ドル。08年には第一三共が国内最大手のランバクシー・ラボラトリーズを46億米ドルで買収したほか、10年には米アボット・ラボラトリーズがピラマル・ヘルスケアの後発医薬品(ジェネリック)事業を37億2,000万米ドルで取得するなど大型案件も目立つ。

 規制が存在するにもかかわらず、外資による国内医薬品企業の買収が相次いでいる現状について、商工省産業政策・ 推進局(DIPP)も「重大疾患の治療薬の安定調達に支障を着たする恐れがある」と懸念を表明。FDI政策の見直しを求めている。

6/30/2013


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