日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/04/2013 10:04 AM


 6月の国内新車販売は8カ月連続で前年割れとなったもようだ。景気の低迷により消費者心理が冷え込んだままで、自動車需要の回復にはつながっていない。

 メーカー別では新車種の好調な販売を受けて大きく伸びたメーカーがあった一方、前年同月を大きく割り込むメーカーもあり、明暗を分けた。

 最大手マルチ・スズキによると、同社の6月の国内販売台数は前年同月比7.8%減の7万7,002台だった。「マルチ800」「Aスター」「アルト「ワゴンR」などの「ミニ」セグメントは8.4%減の3万1,314台、「エスティオ」「スイフト」「リッツ」など「コンパクト」セグメントの車種は7.2%減の2万996台、小型セダン「スイフト・ディザイア」は8.7%減の1万2,548台と、軒並み前年実績を割り込んだ。

 地場のタタ・モーターズは31.54%減の1万1,804台と依然として低迷が続いている。トヨタのインド合弁会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM )も19.45%減の1万3,805台と大きく落ち込んだ。TKMのサンディープ・シン副社長兼最高執行責任者(COO、営業担当)は「景気に明るさが見えないことで消費者の間で車に対する購入意欲が高まっていない」と指摘する。

 商用車大手のマヒンドラ&マヒンドラ(M&M)の国内販売台数は3万6,207台。前年同月の3万8,951台から7.04%減少した。「記録的なルピー安や燃料価格の高騰、高金利などが影響した」(プラビン・シャー最高経営責任者=CEO、自動車部門担当)としている。米ゼネラル・モーターズ(GM)も10.71%減の6,575台だった。

 一方、ホンダのインド子会社ホンダ・カーズ・インディア(HCIL)の販売台数は9,297台で、昨年6月の2,667台から3.48倍の大幅増となった。4月に発売した小型セダン「アメイズ」が依然好調な販売を維持していることが寄与した。ジュナネスワール・セン上級副社長(営業販売担当)は「アメイズの累計販売台数は1万8,000台を超えており、当初の予測を超える人気を獲得している。今後もさらにこの勢いを加速させたい」と語った。

 韓国ヒュンダイ自動車のインド法人ヒュンダイ・モーター・インディアは0.52%増の3万610台と前年からほぼ横ばいだった。米フォード・モーターのインド法人フォード・インディアは販売台数こそ7,145台と低い水準だったが、前年同月比で14%と大幅な伸びを見せた。独フォルクスワーゲンは5,356台で、前年とほぼ同じだった。

7/1/2013


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