日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

07/08/2013 10:32 AM


 P・チダムバラム財務相は3日に開いた記者会見で、2013年中に国営銀行の支店を全国で新たに1万店開設する方針を明らかにした。現在は支店が無い農村部にも送金できるようにすることで、貧困層への生活費支援体制の整備を急ぐ。

 政府は1月、生活に必要な資金を貧困層の銀行口座に直接送金する「ディレクト・ベネフィット・トランスファー(DBT)計画」を開始した。これまでは灯油などの生活必需品を割引価格で現物支給していたが、仲介人などの不正行為が多発し、問題となっていた。国営銀行の新たな支店を大量に新設することでDBT計画の浸透を図る。1万店のうち2,000店は農村部に設置するほか、現金自動支払機(ATM)などより簡単に金融サービスを利用できる設備を全国の10万カ所に設置する。支店の開設に伴い5万人の雇用効果が生まれると見込んでいる。

 インドには国営銀行が26行、民間行が26行、外銀が40行あるのみで、金融機関の多くは農村部を地盤とする信用組合などが占める。

 政府は約10年ぶりに新規に銀行免許を付与する方針で、1日の締め切りまでに計26社が免許の取得を申請した。政府は銀行の数を増やすことで昨年度5%に終わった国内総生産(GDP)成長率を引き上げ、経済の活性化につなげたい考えだ。

7/3/2013


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