日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/27/2013 10:09 AM


 外資系の小売店などで、海外の店舗と同じ設計やデザインを採用する動きが広がっている。各社ともより洗練された店舗づくりに努めることで成長が続く中間層からの需要を取り込みたい考えだ。

 米大手コーヒーチェーンのコーヒービーン&ティーリーフは既存の店舗をデリー南部のショッピングモールに移転したのを機に、米ニューヨークやシンガポールなどの店舗で採用している内装を導入した。それまでと異なるラウンジタイプのスタイルを採用。天井に木材を使用したほか、床には木材やタイルなど3種類の資材を使っている。紅茶の販売を開始するなどメニューの幅も従来より広げた。

 同じモール内の階下に店舗を構える仏化粧品最大手のセフォラはインドに進出してからまだ日が浅いが、顧客満足度を高めるために改装を断行。米アップルはフランチャイズ契約を結び同社の製品を販売する店舗に対し、店内の設計やレイアウト、調度品などについて、アップルの海外の店舗と統一するよう要請している。
  
 こうした取り組みの背景には、後発組の外資系小売店がインド参入当初からほかの海外市場と同じ設計やデザインの店舗を開業し、競争が激化していることや、海外旅行者の増加に伴い、旅先と同じレベルのショッピング体験を国内の店舗にも求める傾向が強まっているという事情がある。

 英小売店大手のマークス&スペンサーズは店内で自社が保有するブランドごとに明確に売り場スペースを分けて商品を販売。照明やマネキン、壁面なども変え「デパートが持つ雰囲気」を演出している。昨年に第1号としてタミルナド州チェンナイの店舗を改装。現段階で6店舗が改装を終え、今後も順次実施する方針だ。スミト・クマール営業担当部長によると「来店客からの反応も上々」という。 

6/26/2013


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