日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/26/2013 11:30 AM



 新車の販売低迷が止まらない。5月の国内販売台数は前年同月比12.26%減の14万3,216台となり、7カ月連続の前年割れとなった。需要の低迷を受けて、メーカーの間で生産を縮小する動きが拡大。4-5月の国内生産台数は39万6,395台で、前年同期から13.03ポイントと大きく落ち込んだ。最大手のマルチ・スズキは今月17-22日まで6日間にわたり「保守管理」の名目でグルガオン、マネサールの両工場(いずれもハリヤナ州)の操業を停止。これより前にさらに1日休業日を設けた。

 こうした状況の中、業界では新規の採用を控える動きが広がっている。インド自動車工業会(SIAM)とインド自動車部品製造者協会(ACMA)は販売低迷により工場の稼働率が低下していることを理由に「今後、一時的に余剰人員が発生する可能性がある」との見方を表明。自動車部品メーカーのリコ・オート・インダストリーズ(グルガオン)のアービンド・カプール会長兼社長は取材に対し「部品業界全体で新たな設備投資計画が無いため、従業員を新規に雇用するところも無い」と指摘する。今後、解雇の動きが出てくる可能性については「各社とも人材の育成に多額の資金を投じてきた」と述べ、現時点で可能性は低いとの見方を示す一方、「半年後も現在の状態が続けば、確実に人員整理が起きる」との見解を示した。

 別の部品メーカーの幹部は「以前と比べて生産量が40%減った。このままでは従業員の一部解雇に踏み切らざるを得なくなる」と表明。そのうえで契約社員がまず整理の対象になるとの認識を示した。

6/24/2013


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