日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/21/2013 11:15 AM



 ルピーが歴史的な安値水準となっていることを受け、国内自動車業界で値上げを実施したり検討したりする動きが広がっている。

 トヨタのインド合弁会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)は、今月末に価格方針の見直しを行う予定。同社は部品の約5割を輸入に頼っており、ルピー安が与える影響は大きい。サンディープ・シン副社長兼最高執行責任者(COO、営業担当)は「事態を注視している。このままルピー安が進行したた場合、値上げに踏み切らざるを得ない」と語った。

 ホンダのインド四輪生産販売子会社であるホンダ・カーズ・インディア(HCIL)は小型ハッチバック「ブリオ」やセダン「シティ」「アコード」などの車種を4月1日、小型セダン「アメイズ」や小型スポーツ多目的車(SUV)「CR-V」については今月1日にそれぞれ価格を引き上げた。今後の対応について同社の広報担当者は「しばらくは現在の価格を維持することに努めたい」としている。

 米ゼネラル・モーターズ(GM)のインド法人GMインディアも今月第1週に値上げに踏み切った。P・バレンドラン副社長は「今のところ再度値上げする具体的な計画は無い」としながらも「ルピー安がもたらす影響を今後も注意深く見守り、状況に応じて対処していく」と述べ、さらなる値上げに含みを残した。

 国内最大手のマルチ・スズキは値上げ実施の可能性について「現時点では未定」としている。

6/19/2013


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