日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/20/2013 11:19 AM



 ソニーのインド法人ソニー・インディアは国内のテレビ市場で「両面作戦」を展開する。大都市では最新技術を採用した高価格帯の商品を売り込む一方、地方では画面が小型の低価格モデルの販売を強化する。各市場の特性に合った品ぞろえを強化し、今年度のテレビの販売台数を2012年度の110万台から18%多い130万台に引き上げる。

 ソニー・インディアは18日、液晶テレビ「ブラビア」から現在のフルハイビジョン放送と比べて4倍高画質な「4K」技術を取り入れたハイエンドモデル2種類を発表した。価格は30万4,000ルピーと40万4,000ルピーで、主に大都市の消費者を対象に売り込む。

 一方、年内をめどに画面が小型で価格も割安な製品の発売を予定している。価格は1万5,000ルピー程度で、地方の中核都市やそのほかの中都市で需要の取り込みを目指す。 

 ソニー・インディアの日比賢一郎社長は現地紙の取材に対し「地方ではテレビ需要の飛躍的な伸びが期待できる一方、都市部では最先端技術を取り入れた製品で市場を開拓する。正しい市場に正しい製品を投入する」と語った。

 ブラビアは現在、国内のテレビ市場で35%のシェアを握る。商品はすべて完成品をマレーシアの工場から輸入している。

 事業強化に向けて、今年度のマーケティング費用を前年度の15億ルピーから66%増となる25億ルピーに増やす。また自社の製品を扱う販売店を1,000カ所増やし、7,000店に広げる。

 ソニーの世界全体の売上高にインドが占める割合は約10%で、米国、中国、日本に次いで世界4番目の規模。日比氏は「インドでも景気は低迷しているが、ほかの国と比べれば状況は良い。近い将来インドはソニーの国・地域別売上高でトップ3の一角を占めるようになる」との見通しを示した。

6/18/2013   


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