日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/18/2013 10:10 AM



 ホンダのインド四輪生産販売子会社であるホンダ・カーズ・インディア(HCIL)が4月初旬に発売した小型セダン「アメイズ」が好調な売れ行きを示している。ガソリン車とディーゼル車を展開しており、アメイズはHCILがインド市場に投入した初のディーゼル車。インド自動車工業会(SIAM)が発表した5月の車名別販売台数によると、発売から間がないにもかかわらず、アメイズは6,036台を売り8位に食い込んだ。

 アメイズ人気が追い風となり、HCILの5月の販売台数は前年同月比で9.8%増の1万1,342台を記録。メーカー別シェアで5.63%を獲得し、不振だった地場大手のタタ・モーターズやトヨタのインド子会社トヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)を抜いて4位に浮上。アメイズは同社躍進の原動力となっている。

 ホンダは元々インドで「優れた性能と洗練された外観を備えた消費者にとってのあこがれのブランド」(調査・コンサルティング会社フロスト&サリバン・インディアのV・ラマクリシュナン社長)だっが、近年は苦戦が続いていた。11年の東日本大震災やタイの洪水などで部品の供給が停止し、販売に影響が出るという不可抗力もあったが、ハッチバック「ジャズ」の高すぎる価格設定やディーゼル車投入の遅れなどもあり、他社に顧客を奪わる形でかつて4.4%あったシェアは昨年度には2.74%にまで低下した。

 だが、アメイズの投入により風向きが変わりつつある。金山裕則社長はアメイズについて「インドでの反転攻勢に向けた第1弾」と指摘。15年までにミニバンやスポーツ多目的車(SUV)などの新たな車種の発売を計画しており、さらなる市場開拓に向けた取り組みを加速させる方針を打ち出している。

6/16/2013


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