日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/18/2013 11:24 AM



 大手の書店、CD販売店チェーンで店舗縮小や業態を変更する動きが広がっている。インターネット利用者の増加に伴うネット通販の普及や電子書籍端末の浸透などで売り上げが落ち込んでいることに加え、映画や音楽の違法コピーが横行していることが要因となっている。

 リライアンス・インダストリーズ(RIL)の小売部門リライアンス・リテールが運営する書籍、CD、DVDの販売店チェーン「タイム・アウト」はこれまでに5店の単独店舗を閉鎖した。残りの15店については現在、社内で議論を進めており、ネット通販事業への参入やグループの大型小売店「リライアンス・マート」などにテナントとして入居する案などが検討されている。

 タタ・グループ傘下の書店チェーン「ランドマーク」は21の店舗でCDの売り場面積を従来の半分に、DVDの売り場面積を4分の1縮小した。これまでは単独店舗の新設に力を入れてきたが、今後はタイム・アウト同様、グループの大手小売店チェーン「ウエストサイド」内への出店に注力する。扱う商品も書籍に加えてビデオゲームなどの玩具や文房具など「年30-40%のペースで売り上げが伸びている」(アシュトシュ・パンデイ最高執行責任者=COO)品目を充実させる考え。

 ビデオコン・グループの小売部門ネクスト・リテールはCD販売店チェーン「プラネットM」を約60店閉鎖。さらに残った110店では取り扱う商材の再編を進めている。これまでは音楽や映画、携帯電話の販売を主力としてきたが、音楽商品の取り扱いを終了。代わって通信サービスやタブレット(多機能携帯端末)、生活用品、ゲームをはじめとする玩具などに力を注いでいる。同社のソウラブ・ドゥート取締役によると、売上高全体にCDとDVDが占める割合は2年前の40%から今では「15%以下の水準に落ち込んでいる」という。

 大手書店チェーンのクロスワード・ブックストアも書籍に加え、文房具や玩具の品ぞろえを強化。書籍では子ども向けの本とベストセラーに力を入れる戦略を採用している。また、コングロマリットRPサンジブ・ゴエンカ・グループが展開するレコード販売店チェーン「ミュージック・ワールド」は全店舗を閉鎖する方針を決めた。

6/14/2013


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