日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/12/2013 10:44 PM


 インド自動車工業会(SIAM)が11日発表した5月の乗用車国内販売台数は前年同月比12.3%減の14万3,216台だった。前年割れは7カ月連続。大幅な値引き販売を実施するなど各社とも需要の喚起に努めたが、景気が本格的に回復するに至っておらず、依然として低迷から抜け出せていない現状が浮かび上がった。

 メーカー別でも最大手マルチ・スズキが8.25%減の6万6,342台となったほか、ヒュンダイ・モーター・インディアが0.35%増の3万2,052台とほぼ横ばいだった。地場大手のタタ・モーターズは49%減の8,927台と大きく落ち込んだ。

 SIAMからは「08-09年の世界的な金融危機のときより事態は深刻」(ビシュヌ・マツール事務局長)と、市場の先行きを懸念する声が上がっている。

 バス・トラックなどの商用車は11%減の5万5,458台、バイクは0.72%減の88万1,000台、三輪車は3.46%減の3万5,841台とほとんどの車種で前年実績を割り込む結果となった。

 マルチ・スズキは「在庫整理」などを理由に、今月、国内に持つすべての工場で8日間操業を停止すると発表しており、SIAM内部では長引く低迷を受けて、国内自動車業界で従業員の解雇に向けた動きが出てくることへの懸念が広がっている。

6/11/2013


この記事へのトラックバックURL:

http://indonews.jp/mt/mt-tb.cgi/23681

トラックバック一覧(0)