日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

06/03/2013 10:20 PM

 インド国内にある自動車販売店のうち、2013年度の業績が赤字になると予想している店舗の割合が5店に1店に上ることが、米大手調査会社JDパワー&アソシエイツの子会社JDパワー・アジア・ パシフィックの調査結果で分かった。

 最終損失を見込む販売店の比率は前年度の2倍以上。黒字を予想する販売店は44%で、半数以下にとどまった。JDパワーでは「自動車需要が低迷する中にあって、販売店の増加が続いていることが業績見通しにも影響を与えている」と分析している。

 調査は今年2-3月にかけて主要自動車メーカーの販売店618店舗を対象に実施した。

 調査ではこのほか、部品が自動車メーカーから店舗に届くまでの期間や発注のシステムについて、多くの販売店がメーカー側に対して不満を持っていることが明らかになった。JDパワーはこの点に関して「メーカーと販売店の間のサプライチェーン(供給網)をより効率的なものに構築し直す必要がある」と指摘した。「販売店への部品の供給にかかる期間を短縮することで、業務の効率化や顧客満足度の向上につながる」としている。

 各販売店に2年後も現在取引のある自動車メーカとの関係を続けていたいか聞いたところ、全体の88%が「続けたい」と回答した。ただメーカーに対する満足度が高い店舗では、98%が長期の関係を希望しているのに対し、満足度が低い店舗では72%と、両者の間で大きな開きがあった。

 メーカー別ではマルチ・スズキとトヨタ・キルロスカ・モーター(TKM)の日本勢2社の販売店で満足度の高さが目立った。JDパワーでは要因として「店員の教育や営業販売活動などで販売店を積極的に支援している」点を挙げている。

5/31/2013


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