日本語で読めるインドニュース 『インド新聞』

05/29/2013 09:33 PM

 競合メーカーが市場シェアを拡大をするため、値下げ販売を実施する中、日立のインド法人日立インドはエアコン事業で「高級イメージ」の維持に向け、今後もシェア拡大を目的とした商品価格の引き下げは行わない方針だ。

 アミト・ジョシ常務取締役はこのほど、「日立は『エアコンのスペシャリスト』としてのイメージを確立し、高級メーカーとして知られている。シェアを拡大するために価格を下げるくらいなら10%程度でとどまっている方が好ましい」と語った。

 顧客サービスの強化に向けては、カスタマーセンターを新たに10カ所に開設し全体で43カ所体制にする。消費者のニーズにきめ細かく対応することで顧客満足度を高め、業績の拡大を目指す。

 また、ブランドイメージを高めるため、電通をインドでの新たな広告代理店に指名。プロクリケット・インディアン・プレミア・リーグ(IPL)の試合の放送時間帯に初めてテレビCMを放映した。ジョシ氏は「CM放送がもたらした効果については現在社内で調査を進めている」と説明。来シーズンもCMを放送するかどうかについては「調査結果を見て判断する」としている。

 エアコン商品のラインアップでは、今後も室内機と室外機が一つになった「ウィンドウ型」の販売を継続する。同タイプはセパレート型の人気に押され市場が縮小。これを受けて複数のメーカーが撤退を表明しているが、日立は「まだ需要はある」として供給を続ける。

 インド国内で製造を手がけるエアコン事業とは対照的に、冷蔵庫事業では霜取り不要タイプで容量300リットルの製品1種類を日本から輸入して販売しているのみ。今後は洗濯機市場など新たな製品分野に参入することも視野に入れている。

5/27/2013


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